警察庁の発表によると、いじめに絡んだ事件は149件(前年比51件減)で3年連続で減少した。一方、いじめに絡んで暴行や傷害などを含む事件が起きても「誰にも相談しなかった」と言っていた子どもの割合は、ここ数年、変わらないこともわかった。
2013年以降、いじめ防止対策推進法によって、いじめの要件が従来よりも広く定義された。その影響を受け、2013年のいじめに絡んだ事件件数は410件と前年の1・5倍増となった。その後は減少を続け、2016年は149件。4年間で3分の1近くに減った。
しかし、暴行や傷害などの事件が起きても「誰にも相談しなかった」と言った子どもも12%いた(17人)。
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