本紙の発送は、前号の455号まで、不登校の子どもを持つお母さん方の手によって支えられてきた。じつに455回、ていねいに手作業していただいたのである。今号から発送代行業者へ依頼することになり、最後の発送を終えた3月29日、ささやかなお礼の会が開かれた。

 思い返してみると、1998年の創刊時は、まだデジタル化していなく、職人さんが手作業で組版してくれる印刷所に、ゲラ修正に通っていた。そのころは一般紙の大きさであるブランケット版だった。発送はそのころ新聞社のあったマンションの一室で行なった。お母さんたちの手は真っ黒になっていた。

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