不登校新聞

456号 2017/4/15

芥川賞作家が考える“逃げる”ことの大切さ

2017年04月13日 15:54 by kito-shin


 もらっといてやる――。芥川賞受賞後の記者会見での一言が大きく注目された田中慎弥さんの新刊をご紹介します。
 
 田中さんは、大学受験の失敗を機に、15年近くひきこもっていました。定職に就くどころか、アルバイト経験もありません。理由は「なんとなく働く気になれなかったから」。しかし、母は強く叱らなかったそうです。「なるようになる、死ななきゃいいぐらいの図太さで接してくれていたのがありがたかった」と、当時の母の対応をふり返っています。
 
 本書のテーマである「孤独」について田中さんは「現代人は孤独になることをひどく恐れているように映る。
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