不登校新聞

457号 2017/5/1

批判されたらヘコみませんか?荻上チキに不登校経験者が聞く

2018年09月28日 12:25 by kito-shin

 企画者であり、不登校経験者(25歳)が自身の気になっていることについて、評論家・荻上チキさんに取材を行なった。
 
――憧れの人って荻上さんにはいますか?
 
 だれかを理想にしたことはないですね。この業界って特殊で、評論家は10年に1人出るか出ないか、なんです。しかも、先輩評論家に牙をむくかたちでデビューするというのがこの世界のならわしなんです(笑)。もちろん尊敬している人もいますけど、「こうなりたい」というロールモデルはないんです。
 
――僕にとっては荻上さんが憧れの人です。僕は荻上さんがラジオで、いじめや不登校関連の発言をされているのを聞いて、「よく言ってくれた!」と気持ちが楽になったんです。
 
 ありがとうございます。僕はメディア論を研究してきたんですが、たとえばテレビで「オネエ」をいじることによって同性愛差別が拡散していくとか、メディアにはそういう危険性がつねにあります。だから、僕は僕自身のメディアでのふるまいにはとても気をつかっています。たとえば放送中に同性愛的なものをからかうようなフレーズをポロって言ってしまう人がいたら、「同性愛者の権利は重要ですよね」という一言をはさむ、とか。大きく社会を変えられなくても、ちょっとした発言や態度を変えていくことはできますからね。
 
――批判を受けることもあると思います。僕だったら、批判されたらすぐにへこんでしまいますが、発言し続けるエネルギーはどこから湧いてくるんですか?
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「イヤなことからは逃げてきました」絵本作家が見つけた生き方の極意

517号 2019/11/1

「学校へ行きたくない」と子どもに言われたら親がすべきこと

515号 2019/10/1

「あんたが行かれへん学校が間違ってんねん」大空小初代校長・木村泰子さんに聞く

515号 2019/10/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

517号 2019/11/1

不登校経験者の子ども若者からも人気を集める絵本作家のヨシタケシンスケさん。...

516号 2019/10/15

NGO「ピースボート」のスタッフで、不登校経験者でもある堀口恵さん。「中学...

515号 2019/10/1

不登校の子とともに25年間、歩んでこられた「フリースペース コスモ」の佐藤...