不登校新聞

457号 2017/5/1

「今度は学校に行くから」と何度も言った理由

2017年04月28日 12:30 by kito-shin



 今回は川崎春菜さん(仮名・30歳)にお話をうかがった。不登校やひきこもりなどでつらい時期もあったが、現在は少しずつ気持ちが変わってきたという。

ふつうに憧れて


――不登校はいつから?

 小6からです。4月から始まったいじめがきっかけで休みがちになり、行ったり行かなかったりをくり返しました。12月には「3学期になったらちゃんと行くから」と親に言いましたが、いざ始まると1日か2日で行けなくなってしまって。

 それでも今度は「中学になったら絶対行くから」と言っていました。自分でもそうありたいと思っていたし、家族にも心配をかけたくなかったんです。でも結局、中学校は入学式しか行けませんでした。

 たびかさなる私の「裏切り」に親は怒りました。父には「最低だな」と言われ、母には「もうお母さん、死にたいよ」と言われました。家族中がパニック状態でした。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「学校のすべてが敵に思えた」中学3年生が語る今の本音とは

519号 2019/12/1

「学校へ行けない僕は失敗作」 追いつめられた僕に訪れた転機

518号 2019/11/15

あの凄惨な事件から40年、私にとっての戸塚ヨットスクール

518号 2019/11/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

519号 2019/12/1

祖父母が孫の子育てに関わる家庭も増えてきました。今回は祖母自身が「孫の不登...

518号 2019/11/15

学校へ行くのが苦しくなり始めたのは小学校6年生ごろです。自分でも理由はよく...

517号 2019/11/1

不登校経験者の子ども若者からも人気を集める絵本作家のヨシタケシンスケさん。...