不登校新聞

459号 2017/6/1

脳科学者・茂木健一郎登場、国内最大規模の不登校イベント

2017年05月29日 17:56 by kito-shin


 2017年8月26日~27日にかけて「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会」(登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク/フリースクール全国ネットワーク主催)が開催される。今年の開催地は東京都新宿区の早稲田大学外山キャンパス。全国大会は、不登校関連最大規模のイベントの一つ。不登校の親、子ども、支援者など、2日間のべ500名以上の参加者が例年、集っている。

 今大会の特徴の一つが記念講演に脳科学者・茂木健一郎氏が登壇すること。茂木健一郎氏は2015年に東京シューレ30周年記念事業の講演に登壇。講演時には「脳科学の見地から言えば『不登校は脳の個性である』というのが結論です。毎日、学校に通っても苦痛を感じない個性もあれば、一日だって学校に行けない個性もある。脳には多種多様な個性があり、その差に上下はありません」と発言し会場を沸かせた(本紙418号参照)。

 また基調講演は両主催団体の代表理事・奥地圭子氏。講演タイトルは「そろそろ『不』登校からの解放を」。文科省が不登校への本格的な調査を始めて50年。不登校が問題視される風潮がいまだ根強く残る一方、親の会やフリースクールでは不登校の子にとって必要な環境整備を進めてきた。奥地氏は「不登校とどう向き合ってきたらいいかは見えてきている。不登校はないものとしたかった国が、やっと不登校の存在を認め、支援をしようという今こそ『不』登校からの解放を考えたい。いつまでも『不』を冠していていいわけではない」との思いから、講演タイトルを決めた。

 8月26日は、そのほか不登校の当事者による「子どもシンポジウム」も行なわれる。

 大会2日目は父親、若者のシンポジウムのほか、「学習」「自己肯定感」「発達障がい」などテーマごとに分かれた分科会なども開催される。なお、今年から7月31日以前に申し込むと参加費は割引される(子ども料金は同額)。

 また、子どもたちが参加する「全国子ども交流合宿」も同日程・同会場で開催。

登校拒否・不登校を考える夏の全国大会
日 時 8月26日(土)~27日(日)
会 場 早稲田大学 戸山キャンパス
参加費 【両日】6500円(子ども3000円)
    【26日】4000円(子ども1500円)
    【27日】3500円(子ども1500円)
締 切 8月7日 ※8月1日以降の申込みは、参加費1日500
    円、両日通し1500円割増(子ども料金は変更なし)
主 催 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
    フリースクール全国ネットワーク
連絡先 03-3906-5614(野村)/03-5924-0525(松島)
備 考 現地周辺での宿泊希望の方は主催団体まで問
    い合わせを。

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