不登校新聞

459号 2017/6/1

「ほめて自己肯定感を高める」というワナ

2017年05月29日 17:32 by koguma


 フェイスブックやインスタグラムなど、ネット上で世界中の人たちと交流できるサービスがあります。文章や写真を投稿すると、見た人から「いいね!」という評価がもらえたりします。「いいね!」がたくさんもらえるとうれしい、というのは、何となくわかります。

不登校と自己肯定感


 不登校と切っては切れないキーワードに「自己肯定感」があります。「ほめることで自己肯定感が高まる」という論調の本を目にすることも多く、親御さんの関心も高まっているのを感じますが、ひっかかる部分もあります。

 ほめるというのは、子どものよいところを見つけてポジティブな声がけをするわけです。でも、よいところを見つけ続けるって、ちょっとしんどくないですか。最初はうまくいったとしても、次第に「ほめるポイント探し」になってしまったとしたら、親子の関係性にゆがみが生じてしまうような気がしてならないんです。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

子どもの自傷行為に悩む親に読んでもらいたい一冊

510号 2019/7/15

学校復帰が前提ではないけれど 不登校の歴史vol.510

510号 2019/7/15

弁護士・津田玄児さんを偲んで

510号 2019/7/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

510号 2019/7/15

参議院議員通常選挙に際し、『不登校新聞』では各政党に不登校に関する現状認識...

509号 2019/7/1

僕は18歳から25歳まで、7年間ひきこもった。その理由は自分が祖母を「殺し...

508号 2019/6/15

5月19日(日)、東京都文京区にて『不登校新聞』子ども若者編集部主催のイベ...