不登校新聞

368号(2013.8.15)

子ども若者シンポ「もう死ぬしかない」 宮司康太郎さん(長崎・19歳)

2013年08月12日 17:12 by kito-shin
 不登校は小学5年生からです。くわしい話は言いません。不登校になってすぐひきこもりました。誰にも会いたくないし、外に出るのも土日に親と車で行くぐらいでしょうか。生活は昼夜逆転のことが多く、床屋も行きませんでした。というのも、地元で同級生や知り合いに会うのがとにかくイヤだったんです。考えすぎなのかもしれませんが、きっといまの自分の状況や気持ちは理解されないだろうし、説明するのもきっとムリだなって思っていました。

 ひきこもってから家には、先生やカウンセラーが来ました。病院や適応指導教室、フリースクールも勧められました。でも、僕にとっては、どこに行っても学校へ戻されるだけだろうって。そう思うとどこにも行きたくなくなったんです。それよりも大きな問題は気持ちの部分です。

 先生から「このままでどうする。中学に行ったら部活や勉強はもっと厳しいし、社会に出たらもっと厳しい」と言われました。それを聞いて「ああもう死ぬしかないな」って。小学生なので、自傷とかそういうことはなかったんですが、「もう死ぬしかないんだよな~」と思いながらずっと窓の外を見ていたというのはよくありました。
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