不登校新聞

464号 2017/8/15

総理、子どもと話す 不登校の歴史vol.464

2017年08月10日 12:31 by kito-shin




2014年9月10日、総理の東京シューレ視察のようすを前回にひき続き、ありのままに紹介する。

 ちょうど5Fでは、子どもたちが10人くらいで打楽器講座をやっているところだった。講師は元「ブルーハーツ」のドラマー・梶原徹也さんで、もう長いあいだ来ていただいている。「音楽は苦手」だと言っていた子が、梶原さんといっしょにいるといつのまにか楽しそうにリズムに乗って演奏しているから不思議だ。

 しかし、総理は5分~6分しかその場にいない。「僕もいいですか」と子どものなかに入ったものの、練習なしなので、タンバリンを打つタイミングがわからない。当然まちがえる。するととなりの子が言葉を使わないで、総理の背広の袖の上から軽く腕を押さえて、そこは打たないことを教えていた。それが2度あったので、緊張していた子どもたちも雰囲気がやわらぎ、総理もすぐなれて、演奏がうまくいった。すると総理は「みんなでリズムを合わせてやるのは楽しいが、政治の現場でリズムを合わせるのはむずかしい」と冗談を言って、子どもたちの笑いを誘っていた。私も笑った。

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