2014年秋、思ったより速い「学校以外を認めていこう」とする動きに期待感が高まったのは事実である。
9月1日、フリースクール担当職員の文科省内配置。9月10日、安倍総理の「東京シューレ」視察。9月18日、超党派フリースクール議員連盟による東京シューレ視察。10月、下村文科大臣の「えん」視察と続き、マスコミでも広く報道された。
市民側も、11月22日にフリースクール全国ネットワークが毎年開催している「フリースクールフェスティバル」で、プログラムの一つに「どうなる? 国のフリースクール支援」と題して、フリースクール等担当の亀田徹視学官を招き、懇談会を行なった。子どもたちがステージ発表をしない時間に、体育館を借り、イスを円く並べて開始したが、あとからあとから人が加わり、何重もの円にもなった。ざっと見て90人は参加、最近の変化や、疑問に思っていることなど、質問が次々出されて、あっというまの2時間だった。
そして、11月24日には、国の「文部科学省全国フリースクール等フォーラム」が開催された。それも会場は文科省の講堂であった。600人入る会場はいっぱいで、そのうち450人はフリースクールの関係者、保護者などで子どもたちもいた。文科省の職員をはじめ公務員のみなさんもたくさん参加があった。
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