不登校新聞

467号 2017/10/1

かつて不登校した私から、いま不登校の子を持つ親へ伝えたいこと【不登校経験者・寄稿】

2017年09月29日 17:13 by kito-shin
2017年09月29日 17:13 by kito-shin



不登校経験者のkfさん(24歳・女性)から、自身の経験を踏まえて親の立場の方にぜひ伝えたいことがある、と記事が寄せられた。

 不登校になって一番つらいのは本人ですが、親も苦しみ、つらさと孤独を抱えているのだと思います。

 働いている親御さんは、不登校のわが子を家に残し、外に出て行かなければなりません。自分を隠しながら、他人と触れ合わなければなりません。仕事の合間を縫っては子どもの安全を何度も携帯でたしかめ、休憩時間には電話をして、そしてまた何もなかったような顔で仕事に戻らなければいけません。

 家にいる親御さんは、本人といっしょにいる時間が多くあります。同じ空間にいても何もしてあげられない、してあげることが思いつかないのは、とてもつらい状況ですし、何より、苦しんでいる本人を見ることは本当に悲しいことだと思います。

 働いている親御さんも、お家にいる親御さんも、子どものことを誰に相談していいかわからず、子どもに何をしてあげたらいいのか、近所や学校とどう付き合ったらいいのかわからず、心が孤独になり、ご自身を責めてしまうときがたくさんあると思います。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「40代で人生2度目のひきこもり」ひきこもり経験者が語るふたたび動き出すまでの出来事と気持ち

624号 2024/4/15

「30歳を目前に焦っていた」就活失敗を機に大学生でひきこもった私が再び動き出すまでに取り組んだこと

623号 2024/4/1

14年の心理士経験を経てわかった「学校へ復帰するよりも大切なこと」

621号 2024/3/1

読者コメント

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…