「床屋であれこれ聞かれるのが怖い」。不登校の子どもからよく聞く話だ。かくいう私も、話しかけてくる床屋や美容院が苦手で、何度も店を変えた経験がある。
自分に合った床屋・美容院を探すのは骨が折れる。そこで「もう一つの方法」がある。美容師に自宅まで来てもらい、散髪してもらうという「訪問美容サービス」だ。もともと、高齢者や要介護者向きのサービスとして、流通しているサービスだが、そのなかでも、とくに不登校・ひきこもりの当事者にむけた訪問美容サービスを行なう、美容師・吉澤智洋さんにお話を聞くことができた。
吉澤さんは千葉県我孫子市にある「美容室AVENIR」で働いている。吉澤さん自身も不登校だった。
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