2015年度は、内閣府がある重要な統計を発表し、子どもの置かれている状況が、数字でくっきり社会に示された年でもあった。18歳以下の自殺が、9月1日など、長期休み明けに突出していることを、数字ではっきり見えるようにしたからである。平成26年度版「自殺対策白書」で、過去40年間の18歳以下の自殺を、日別に独自集計して、初の発表となった。
親の会やフリースクールの現場では、実感として、9月1日とその前後の子どもの自殺が多いのはどの年も感じていた。それが数字でわかるようになった意義は大きい。
625号 2024/5/1
「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…
読者コメント
san-boda
読者のみ 4人の我が子たちはみんな不登校を経験したけど、決していじめ...