不登校新聞

470号 2017/11/15

不登校の割合過去最高 少子化のなかで不登校13万人の意味

2017年11月14日 17:42 by kito-shin

 文科省は2017年10月26日、「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の速報値を発表した。それによると、2016年度、不登校した小中学生は13万4398人だった。13万人を超えるのは2002年度以来、14年ぶり4回目。

 不登校児童生徒の内訳をみると、小学生は3万1151人と、統計史上、初めて3万人を超えた。全児童に占める割合も0・48%と過去最高を更新した。

 不登校した中学生は10万3247人と、7年ぶりに10万人を超えた。全生徒に占める割合は3・01%と初めて3%を超え、割合は過去最高を更新した。

少子化のなかで

 不登校児童生徒数がもっとも多かったのは、2001年度の13万8722人だ。2016年度と比べると、4000人あまり多かった。

 ところが、全児童生徒に占める不登校の割合を見ると、2001年度が1・23%だったのに対し、2016年度は1・35%と、0・12ポイント上回っている。

 つまり、全児童生徒に占める不登校の割合にかぎって言えば、2016年度は過去最高だったということになる。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

あなたは知っていますか? 1年で最もいじめが多い時期

487号 2018/8/1

「学校に戻すことがゴールじゃない」文科省が不登校対応の歴史的な見直しへ

487号 2018/8/1

平成だけで74件 生徒指導の末の自死「指導死」とは何か

482号 2018/5/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

488号 2018/8/15

長瀬晶子さん(仮名)の次男は、小2の9月から不登校。「あまりに早すぎる」と...

487号 2018/8/1

2018年7月11日、文科省は、学校復帰のみにこだわった従来の不登校対応を...

486号 2018/7/15

僕は本当に苦しかったとき、何も言葉にすることができなかった。でも今なら音楽...