文科省から2017年3月に公示された小中学校の「学習指導要領解説(総則編)」において「不登校とは(中略)その行為を『問題行動』と判断してはならない。加えて、不登校児童が悪いという根強い偏見を払拭し、学校・家庭・社会が不登校児童に寄り添い共感的理解と受容の姿勢を持つことが、児童の自己肯定感を高めるためにも重要」という文言が明記されたことには驚いた。
昨年9月に同省が出した通知などでも目にしたが、学習指導要領に盛り込まれたことは大きな意味がある。子どもと直接、関わる教員はもちろん、教育委員会、大学の教員、教育研究者なども読む必要があるからだ。
625号 2024/5/1
「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…
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