不登校新聞

474号 2018/1/15

走り始めた国の検討会議 不登校の歴史vol.474

2018年01月12日 12:14 by kito-shin



2015年1月27日に開始された「フリースクール等検討会議」を本欄では紹介しているが、これは、長いあいだ、学校復帰を前提とした不登校政策を取る続けた国が、学校外で学ぶ子どもへの支援をしようという姿勢になった具体的な表れであり、歴史上、画期的とも言えた。

 第一回会議の流れを前号で述べたが、事例発表の途中で予算会議のため遅れて到着した下村文科大臣(当時)のあいさつがあり「フリースクール等のような場を死ぬ思いで探している子や親もいるが、今まで国はフリースクールに対して何もしてこなかったに等しい。世界経済フォーラムのダボス会議に出席してきたが、どの国も今までの学校制度では通用しない時代が来ている。社会の変化のスピードも速くなっているが、一方で親は20年前の自身の成功体験から考えがちで、今の小学生が大人になる20年後を見据える必要とあわせて考えると40年のギャップがある。議論を尽くすことも大切だが、そのため何も決まらないのでは意味がない。タイムリミットはあるというなかでの議論をお願いしたい」と語った。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

転勤族だったわが家の夏は色とりどりに

488号 2018/8/15

のべ700名が集まった不登校の「全国大会」

488号 2018/8/15

馳試案 不登校の歴史vol.488

488号 2018/8/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

488号 2018/8/15

長瀬晶子さん(仮名)の次男は、小2の9月から不登校。「あまりに早すぎる」と...

487号 2018/8/1

2018年7月11日、文科省は、学校復帰のみにこだわった従来の不登校対応を...

486号 2018/7/15

僕は本当に苦しかったとき、何も言葉にすることができなかった。でも今なら音楽...