不登校新聞

474号 2018/1/15

6年間、話せなかったひきこもりが制作部リーダーの会社が設立

2018年01月15日 14:36 by kito-shin
2018年01月15日 14:36 by kito-shin



 社員6人中、5人がひきこもり経験者――そんな会社が立ち上がりました。2017年12月1日に設立記念記者会見を開いた株式会社「ウチらめっちゃ細かいんで(以下・めちゃコマ)」は、日本初の「ひきこもり経験者主体」の会社です。

 まず驚くのはそのユニークな社名。これは同社社長の佐藤啓さんが、ひきこもり経験者の「きめ細やかさ」におどろき、新しい会社の「売り」にしたいと思ったことが由来です。佐藤さんは「めちゃコマ」の母体となったIT会社「フロンティアリンク」で教育事業「ひきこもりサポートコース」を担当していました。そこで、働ける環境と教育プログラムさえ整えば、ひきこもり経験者が会社にとって大きな戦力なると感じていたのです。

 「めちゃコマ」のおもな事業は、ひきこもり経験者などに教育プログラムを提供する教育事業。そして育てた人材で行なう制作事業と人材紹介事業です。

 しかしこうした会社が誕生すると「ひきこもりは働きたくないからひきこもりなのではないか」と思われるかもしれません。たしかに「働ける状況にないひきこもり」の人もいますが「働ける環境があれば働きたい」と思っているひきこもりの人も少なくありません。

 「めちゃコマ」制作事業部リーダーの岡田マサトさん(30代)もその一人でした。岡田さんは8年前、就職活動中にひきこもりが始まりました。

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