不登校新聞

474号 2018/1/15

不登校と家庭内暴力 途方に暮れる私の支えになったもの 新連載「母親の気持ちが落ち着くとき」

2018年02月13日 17:47 by kito-shin



連載「母親の気持ちが落ち着くとき」vol.1

 わが家の長男が不登校になったのは、18年前、中学3年の夏休み明けでした。

 なんとか励まして学校に行かせたものの、どんどん元気がなくなっていくのはわかりました。高校にそのまま上がれる私立に通っていたのですが、この学校はイヤの一点張りでした。

 受験して別の私立高校へ入学しましたが、入学式のようすで、高校生活は続かないだろうと、私は思いました。後ろ姿が、本当にイヤそうだったのです。長男は、学校はどこも同じだと言いました。学校のものに触ろうとすると、じんましんが出て、体をかきむしるようになりました。暗い顔をして、ほとんど部屋から出て来なくなりました。

 精神的なものかもと考えた私は、子どもの本も書いているという精神科医のところへ、長男を連れて行きました。個人相談をした後の車のなかで、機嫌がものすごく悪くなっているのを感じました。ピリピリして今にも爆発しそうでした。家に帰ると長男は、家中のものを壊しました。テレビ、パソコン、窓ガラス。私はやっと、それほどイヤだったのか、と気づきました。「学校は、やめよう。無理させて、ごめん」。

将来への不安 途方に暮れた

 でも、これからどうしたらいいのか。夫は、学校にこだわる人で、仕事から帰ると息子を叱り飛ばす。

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