不登校新聞

476号 2018/2/15

「理屈はあとでわかる」と教えてくれた「トイレの神様」 【ただいま別室登校中】

2018年02月21日 15:08 by kito-shin



連載「ただいま別室登校中!」vol.6

 今回は、学校での出来事ではなく、小学校時代の私が自宅でどんなふうにすごしていたのかを思い出しながら書いてみようと思います。

 一番に思い浮かぶのは、トイレです。私は、何かとトイレに閉じこもることが多かったですね。

 たとえば、母と口ゲンカをしたり、つらくて学校に行きたくなかったとき。つまり、ひとりにしてほしかったり、思うぞんぶん泣きたい気分になったら、トイレに駆け込んでいたわけです。

 トイレのなかでは、便座に向き合うような姿勢でしゃがみ込みます。ドアには鍵を掛け、電気はつけません。これで、私にとって居心地のいい空間の完成です。

 すると、なぜかはわかりませんが、しばらく泣いているうちに、ぐちゃぐちゃに乱れていた気分が落ち着いてくるのです。狭く薄暗い空間で一人になると、冷静になれるからでしょうか。

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