不登校新聞

476号 2018/2/15

「理屈はあとでわかる」と教えてくれた「トイレの神様」 【ただいま別室登校中】

2018年02月21日 15:08 by kito-shin



連載「ただいま別室登校中!」vol.6

 今回は、学校での出来事ではなく、小学校時代の私が自宅でどんなふうにすごしていたのかを思い出しながら書いてみようと思います。

 一番に思い浮かぶのは、トイレです。私は、何かとトイレに閉じこもることが多かったですね。

 たとえば、母と口ゲンカをしたり、つらくて学校に行きたくなかったとき。つまり、ひとりにしてほしかったり、思うぞんぶん泣きたい気分になったら、トイレに駆け込んでいたわけです。

 トイレのなかでは、便座に向き合うような姿勢でしゃがみ込みます。ドアには鍵を掛け、電気はつけません。これで、私にとって居心地のいい空間の完成です。

 すると、なぜかはわかりませんが、しばらく泣いているうちに、ぐちゃぐちゃに乱れていた気分が落ち着いてくるのです。狭く薄暗い空間で一人になると、冷静になれるからでしょうか。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

1年間、連載を続けて私が私に思うこと【別室登校中の14歳手記】

494号 2018/11/15

別室登校だから始まった私の「新しいこと」【別室登校中の14歳手記】

493号 2018/11/1

初めて学校が楽しいと思った日が一変した「ジャックダニエル事件」【別室登校中の14歳手記】

492号 2018/10/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

542号 2020/11/15

その歌唱力で存在感を示している「BiSH」のアイナ・ジ・エンド。不登校や高...

541号 2020/11/1

中学1年生から不登校だった女性(24歳)に取材。声優を夢見て進学したものの...

540号 2020/10/15

トレーラーハウスを活用した新しいフリースクールが誕生。スタッフの小関翼さん...