不登校新聞

476号 2018/2/15

親亡き後を考えて、ひきこもりのわが子に残せるものとは【相談員の答え】

2018年02月13日 17:06 by kito-shin

連載「決まり文句の研究」vol.5

 今年に入ってから「40歳以上のひきこもり」を対象にした初の実態調査を行なうことを内閣府が発表しました。近年、ひきこもり状態の長期高年齢化は問題視されています。

 そのようなお子さんは親御さんも高齢です。親としてもお子さんの行く末を心配されていることでしょう。「親の私が亡くなったら、どうなるんだろう」という言葉は、親の会などでもよく聞かれます。

 その言葉に込められた思いを私なりに翻訳させていただくなら「親が生きているあいだに結果を出してほしい」ということになります。「結果を出す」というのは無味乾燥な表現ですが、就職はもちろん、そこまで行かなくても、せめて他人のなかに入っていけたり、外出できたりなどのことです。親としても精いっぱいの譲歩を見せた「切なる願い」を指しています。

 ただ、そのことはお子さん自身もよくわかっていると思います。

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