不登校新聞

476号 2018/2/15

息子が外に出たがらない原因は“私”にもあった 連載「母親の気持ちが落ち着くとき」

2018年02月13日 17:48 by kito-shin



連載「母親の気持ちが落ち着くとき」vol.2

 長男が不登校になった当初、私の心配事の一つは、息子がまったく外に出られなくなったことでした。高校は、1週間で辞めてしまったので、出かけるところがないと言えばないのですが、玄関から一歩も外に出ないのです。買い物にも、外食にもついてこない。いつも家のなかにいて、暗い顔をしていました。自分の部屋で、大音量でCDをかけていた気がします。

 私は、学校へ行かないなら、フリースクールのような居場所に出かけてはどうかと考えました。同じような仲間がいることを知ったら、息子もすぐに元気になるのでは、と安易に思ったのです。しかし、息子は頑としてどこにも出かけません。出かけることができなかったのです。 

 親の会で話を聞くと、どのお子さんも不登校になったばかりのころは、閉じこもっていたということでした。期間はお子さんによってまちまちです。数カ月の子もいれば、かなり長い期間の人もいます。

 では、息子はいつ外に出られるのだろう。当時の私は、自分が外出したとき、息子と同じぐらいの年齢の子たちが、制服で歩いているのを見るだけで落ち込んでいました。

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