※音声があります。
私が14歳のころは、道で人とすれ違うだけでも緊張してしまい、一人で出歩くのが苦手でした。
なんとなく見られているんじゃないかと、気になって仕方がなかったのです。
今回の話も、人の目が気になっちゃう子の話です。
「気にしすぎ」って言われます。それはわかっているんです。
ですが、「気にする自分」がいる事は誰しもある事なのではないでしょうか。
怖いときは逃げる。怖さが少ないときにコソコソっと活動する。まるで野生動物のように過ごすのがいいと思います。
そのように過ごしたことが、今思うと無駄ではなかったように思えます。
作者・まきのあやね自画像
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