連休後半の2018年5月3日、何気なくテレビをつけると、山口由美子さんの顔があらわれ、びっくりした。18年前のこの日、「西鉄バスジャック事件」が起こり、そのドラマ化だった。
いじめを受け、不登校になり、それを周囲に受けとめられず、家庭内暴力が出て、困った家族が東京の専門医に相談。専門医は本人に一度も会っていないにもかかわらず、警察の力を使って精神科病棟への入院を指示。入院の際に少年が吐いたというセリフが忘れられない。「覚えていろよ。ただじゃ済まないからな」。
622号 2024/3/15
「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…
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