不登校新聞

483号 2018/6/1

会議空白の7カ月 不登校の歴史vol.483

2018年05月28日 17:09 by kito-shin



 順調に進んできた「フリースクール等に関する検討会議」であった。とりわけ「不登校に関する調査研究協力者会議」と合同で開催された第4回会議は、当事者の意見発表が認められたり、市民の不登校体験記が資料として配られるなど、とても評価できるものであったから、その後に期待を持っていた。

 しかし、会議はここで突如ストップする。それまでおおむね、月1回くらいの開催であったが、なかなか開かれない。次のお知らせもない。やっと再開されたのは、前回から7カ月後の11月19日であった。

 空白の7カ月、何があったのか。

 「不登校に関する調査研究協力者会議」はそんなことはなく、たんたんと進んでいた。「フリースクール等検討会議」のみがストップしたのである。

 それは後に「教育機会確保法」として成立する法律が、議員立法として、検討され始めたことと関係する。行政で検討しているものより、法律のほうが上位である。だから、重なる分野では、法律がどうなるか見ないで決めても意味がない。また、法律の枠以上を決めることもできない。そこで、様子見となるのである。

 しかし、法律はそうかんたんに成立せず、二転三転した。進むかと思うと、ストップもした。検討会議再開のメドも立たないまま、刻々と時間だけがすぎていった。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

学校でのいじめは年32万件発生 子どものSOSに気づくためには

490号 2018/9/15

波乱の幕開け 不登校の歴史vol.490

490号 2018/9/15

名前を言わなくてもいいので相談を

490号 2018/9/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

490号 2018/9/15

高校を3日で辞めた長男はまったく外出しなくなりました。とりわけ、同世代の子...

489号 2018/9/1

気持ちの浮き沈みは天気のようなものです。雨が降ったり、雪が降ったりするよう...

488号 2018/8/15

長瀬晶子さん(仮名)の次男は、小2の9月から不登校。「あまりに早すぎる」と...