不登校新聞

483号 2018/6/1

羽生善治棋士が不登校最大のイベントに登壇決定【8月4日金沢にて】

2018年05月28日 17:24 by kito-shin



 2018年8月4日~5日にかけて、石川県金沢市にて「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会2018in金沢」が開催される。

 記念講演「好きなことを大事にして」の講師は、棋士の羽生善治さん。羽生さんは中学生でプロ棋士となった後、通信制高校に通っていた経験を持つ。「若者だけではなく、おじいちゃんや働いている人などいろんな人がいるなかで感じたことは、『学びに年齢は関係ない』ということです。いつ始めても、いつやめてもいい。学びとはそういうものなのではないか」と本紙のインタビュー(257号)でも語っている。

子どもから学ぶ

 そのほかのプログラムとして、不登校を経験した子どもや若者が登壇するシンポジウムがある。「子どもの声から学ぶ」をモットーにしてきた全国大会の核をなす企画と言える。親シンポジウム「ゆれて、迷って、今がある」では、不登校の子どもを持つ親が登壇。「親自身の不安をどのように受けいれてきたのか」「子どもとどのように向き合ってきたのか」など、親の語りから考え合う。また、「自己肯定感」「医療」「発達障害」など、不登校と関連するテーマについて、専門家を交えて考える分科会などもある。

子ども合宿同時に開催

 同日・同会場では、「全国子ども交流合宿」も開催される。こちらは「卓球」「カードゲーム」などのほか、「プリザーブドフラワー」や「加賀友禅体験」といったモノづくり体験など、子どもを対象としたプログラムが多数予定されている。(東京編集局・小熊広宣)

*****

「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会2018in金沢」
日 時 8月4日(土)~5日(日)
    【4日】12時~19時30分 【5日】9時~16時
会 場 金沢大学角間キャンパス人間社会第1講義棟
講 師 羽生善治さん(棋士)、馳浩さん(衆議院議員)、奥地圭子さん
    (主催団体代表理事)、多田元さん(弁護士)、西村秀明さん
    (臨床心理士)、森英俊さん(小児科医)、高岡健さん(精神科医)、
     山下英三郎さん(日本スクールソーシャルワーク協会名誉会長)ほか
参加費 大 人:1日3500円、両日6000円
    こども:1日1500円、両日3000円
    ※上記は7月3日までの早割料金です。4日以降の申込みの場合、大人にかぎり1日4000円、両日7500円になります。
内 容 ①子どもシンポジウム「子どもが語る不登校」
    ②講演「不登校・フリースクールの法律づくり」
    ③講演「不登校を受けとめて」
    ④記念講演「好きなことを大事にして」
    ⑤各種分科会ほか
主 催 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
    フリースクール全国ネットワーク
連絡先 03-3906-5614
    info@futoko-net.org

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