「研究者が見たサポート校」vol.2
サポート校の仕組みや学費について紹介します。
まずサポート校の仕組みですが、サポート校は、学校教育法で認可された学校ではありません。よって、高校卒業資格を得るためには通信制高校にも同時に在籍し、そちらで単位を取得する必要があります。
ただ、通信制高校はかならずしも毎日登校しなくてもよく、登校するのは、おもにスクーリング(面接指導)とテスト(試験)を受ける日です。それ以外の日には、生徒たちはサポート校に「登校」して授業を受け、高校卒業や進路実現に向けて、思いおもいの学校生活をすごしています。
登校日数は、在籍するサポート校ごとに異なっています。たとえば、週1回~週5回のあいだで自由に選べたり、登校時間も午前コースや午後コースを選べたりします。そのため教育制度上の所属校である通信制高校よりも日常的に通うサポート校に所属意識を持ちやすいと言われています。
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