不登校新聞

486号 2018/7/15

発達障害の診断が気持ちを楽にしてくれた【別室登校中の14歳手記】

2018年07月13日 17:32 by kito-shin



連載「ただいま別室登校中!」vol.16

 不登校から保健室登校になるあいだに、私は「発達障害」という診断を受けました。

 これまで小学生時代や中学に入り不登校になるまでをつづってきましたが、自分自身、「ほかの生徒たちと少しちがう」という意識は保育園のころから持っており、その気持ちはだんだんと強くなっていきました。

 たとえば、ザワザワと人が話している場所が苦手だったり、トイレのような暗く狭い空間に居ると落ち着いたり、太陽のまぶしい光が嫌いだったり。感覚過敏的な特徴が小さいころからありました。ほかの子に比べて場の空気が読めず、まわりからは自分勝手に見えるような行動をするところも、今思えばあったのでしょう。

 小学校時代に、まわりの大人たちに空気を読まず立ち向かっていけたのも、発達障害の『副産物』ではないかと思います。ですが、目から入った情報を、文章や絵などで手から『出力』する作業は、ほかの子と比べてずば抜けてスピードが速かったです。そんな私を見ていた親も、やはり「勉強はできるようだが、どこかほかの子とはちがうみたいだ」と思っていたそうです。

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