2019年は、国連子どもの権利条約が30周年になる。
国連で「子どもの権利宣言」(児童の権利宣言)が1959年に採択されて30周年の1989年11月20日に子どもの権利条約が成立した。
「子どもの権利宣言」は世界大戦の子どもの悲惨な被害への反省から作られたと言われる。30年後の子どもの権利条約はその「宣言」を超えて、子どもが自分の権利を使うことができる主体と認める子ども観に立ち、その権利を法的に保障する。
しかし、現実の世界は、大は戦争、小は家庭での暴力による子どもの虐待は絶えず、わが国では政治権力が平和憲法のかなめである憲法9条を変えようと企てている。
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