不登校新聞

492号 2018/10/15

ひきこもりから被災地支援へ 気づかぬうちに支えになったもの【書籍紹介】

2018年10月15日 11:16 by kito-shin



「僕はひきこもりだ。生粋のひきこもりだと思う。何の価値もない、何もできやしない、自分の部屋にしか居場所のないひきこもりである」。

 そんな書き出しで始まるこの本は、こう続きます。

 「そう十数年もの間ずっと思っていたが、どうも違うらしい」。

 中村秀治さんは小6で不登校になり、中学校に通ったのは最初の1週間だけでひきこもりに。昼間は働きながら定時制高校を卒業したのちに就職するも、1年経たずに辞職、ふたたびひきこもるようになると、家族以外との人間関係を絶った生活は6年間続きました。

 この本のおもしろいところは、中村さんのひきこもり体験記ではなく、約3カ月間に渡るボランティア体験記にページの大半を割いているところにあります。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「親や家族に捨てられた」ひきこもり当事者の生の声を聞く【書籍紹介】

522号 2020/1/15

有名人に会えて感激、東京ゲームショウ2019レポート

522号 2020/1/15

法の誕生を本で知らせよう 不登校の歴史vol.522

522号 2020/1/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

522号 2020/1/15

ふつうの学生生活を送りたいと言われて親は何をすればいいのでしょうか。函館圏...

521号 2020/1/1

テレビや音楽活動で活躍するりゅうちぇるさん。学校で苦しんできた自身の経験を...

520号 2019/12/15

不登校経験はないものの、小学校から高校まで、ずっと学校生活に苦しんできたと...