不登校新聞

493号 2018/11/1

「あの子たちを憎む私が嫌いだった」当事者しか解らない不登校の苦痛

2018年10月30日 14:19 by kito-shin

 かつて直木賞作家・辻村深月さんは、本紙取材にて「イヤなことをされたら許さなくていい」と述べた(461号参照)。しかし、心がラクになるための「もう一つの道がある」と富良野しおんさんは言う。

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 私は昨年、辻村深月さんの取材に同行しました。取材の際、辻村さんが自分にイヤなことをしてきた人のことは「許さなくていい」とおっしゃっていたのが印象的でした。

 一方で私は、「許さない」ではなく「許さないことをやめる」道を選びました。その当時の経験を書いてみようと思います。

人間関係に疲れ小6で不登校に

 私は小学6年生の夏休み明けから不登校になりました。当時、私は転校生だったので、すでにできあがっている人間関係や新しいクラスの雰囲気などを急ピッチで把握していかなければなりませんでした。

 月日が経つにつれ、私はクラスになじんでいきましたが、なじめばなじむほどクラスの人間関係のこじれた話もたくさん聞くようになっていきました。

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