2006年7月19日名古屋地裁で長田塾裁判が開かれ、原告本人と長田百合子被告に対する尋問が行なわれた。
法廷での証拠調べはこの日で事実上終了し、次回口頭弁論期日は9月27日午後4時、同日審理終結のうえ、判決は10月以降になる見込み。
原告は、01年8月、母親の依頼により長田塾の八事寮に強制的に入寮させられた男性(当時15歳)。この裁判は、原告が05年7月、長田百合子氏と有限会社塾教育学院を被告として、不法行為による損害賠償を請求する訴えを提起したもの。
訴えによると、原告は、01年4月、高校に入学直後から不登校になった。不安になった母親がテレビ放映された長田百合子氏に同年6月ごろに相談し、長田塾の八事寮への入寮を勧められた。
また長田百合子氏は、母親に対して、事前に原告に入寮の相談や説明をすることを禁じ、同年8月ボディガードの男性、NHKテレビ記者とカメラマンを伴って、突然原告の部屋に侵入し、約6時間にもわたり、原告を説得し、八事寮へ連行した。
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