不登校新聞

199号(2006.8.1)

「右翼のダンプ突入」不登校の歴史vol.199

2018年11月06日 12:48 by shiko

 

 奄美大島宇検村久志の部落で起きた“登校拒否追放運動”について、現地調査を行なった東京シューレの子どもたちの報告集をさらに紹介する。

 「旧無我利道場の人たちを追放するために久志の人たちは、追放署名を集めたり『無我利道場解体村民会』を結成したり(村議委員も参加)、無我利の人たちが借りている土地や家を買収して立ち退きを要求したり、(誰が犯人かはわからないのですが)放火したり、久志の区長が無我利を否定するビラを配ったりしました。

 さらに追放運動を激化させてきたのが右翼の来村です。『極左を牽制する』という理由で右翼が久志に常駐し、無我利の人たちや無我利の人たちに同情する一部の人たちを街宣活動などさまざまなかたちで脅迫するようになりました。

 ある追放反対のおばあちゃんなどは、1日13回も右翼の街宣車がやってきて、家の前で『ヒッピーの仲間なら、この島から出て行け』と大音量で言われ続けました。

 さらに集落の3カ所に固定スピーカーが設置してあって、朝7時から夜遅いときは12時ごろまで「出て行け!」と大音量で放送していたそうです。おばあちゃんたちのなかには、心臓を患っている人もいるので、右翼の街宣活動はとてもこたえたそうです。

 警察のほうはというと、見て見ぬふりで、電話で『何とかしてくれ』と頼んでも冷たい返事しか帰ってきませんでした」。

 

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