土用の丑の日といえば、ウナギを食べる習慣があります。なぜ、ウナギを食べるのでしょうか。
そもそも、土用とは中国で考え出された「陰陽五行」にもとづいた期間のこと。各季節の終わり(立春・立夏・立秋・立冬)の前、18~19日間が土用です。つまり、各季節のあいだの期間が「土用」と考えられています。なので「土用の丑の日」は、年に4回もあることになります。
では、なぜ夏にだけ「土用の丑の日=ウナギ」と言われるようになったのでしょうか。これには諸説あります。
一番有名なのが、蘭学者・平賀源内が、「丑の日に『う』の字がつくものを食べると夏負けしない」という言い伝えをウナギ屋の主人に教えたことから広まったという説です。
この説、本当かどうか定かではありませんが、陰陽五行から考えると「うなぎがよい」というのも、納得ができます。
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