村上ファンド事件にライブドア事件、シンドラー社のエレベーター事故、耐震強度問題などなど、最近のニュースは企業の「不祥事」に事欠かない。
わが家では、5歳の息子までが「アメリカサンギューニク」「ホリエモン」「アネハモトケンチクシ」など、ニュースで耳にした言葉をぶつぶつ唱える始末で、「それってどういう意味?」と聞かれるたびに、「う~ん説明が難しいな」とぼやいてしまう。
事件が起きるたび、ニュースはワイドショー的に騒ぎ立て、悪役叩きに血眼になるが、残念ながら、現実はハリウッド映画ではないので、黒幕をやっつけたらハッピーエンド、なんてわけにはいかない。問題は、この社会の構造にこそあるのだから。
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