自殺やいじめを唄うシンガーソングライター・モリサオリさん。モリさんに、これまでの経緯や歌への思いをうかがった。
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モリさんが音楽をはじめるきっかけは、中学校のころのバンドブーム。
16歳のとき、高校を中退し、アルバイトとバンドを両立しながらプロを目指した。20歳のときには音楽事務所と契約し、22歳のときに上京。契約した事務所の一角に住みこむという「下積み生活」を続けた。
しかし、所属バンドが25歳のときに解散。神戸に戻って、「一人で歌を続けよう」とストリートからの再出発を期した。
そんなおり、親しい友人が自殺で亡くなってしまった。その日、「やたらに酒を飲んで、一晩でつくった」曲があるという。28歳のときにも同様に友人を自殺で亡くし、つくりなおしたのが「今夜 夢に出てきてくれないか」。
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