不登校新聞

495号 2018/12/1

不登校ひきこもりの「体力問題」実は体力関係なかったって話

2018年11月28日 17:15 by kito-shin



 「体力がないので、何をするにも自信が持てない」。そう悩む不登校経験者も多い。「体力問題」について、2名に体験を書いてもらい、支援者の方に話を聞いた。

 * * * 

訓練は徒歩4分

 4年ほど前、私は「健康になろう」と決意した。ひきこもりの当事者会へ行くようになって、そこで友だちができたからである。

 友だちができると、遊ぶ約束もしたくなる。でも当時の私は体調が悪すぎて、その「約束」がなかなか果たせなかった。

 「こんな体調で朝起きられるだろうか、ちゃんと夕方まで動けるだろうか」。そう考えると怖くて前に踏み出せない。

 とくにドタキャンのしにくい、たとえばライブへ行く約束などしようものなら、地獄のようなプレッシャーとの戦いだった。

 もっと気軽に友だちと会いたくて、心から健康になりたいと思った。

 そこで私がしたことは、家から徒歩4分の喫茶店に行くことだ。昼ごろに起き出し、重い体をひきずって準備をはじめる。鏡を見るとゾンビのような顔が映っているので、ちゃんとメイクもする。

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