不登校新聞

495号 2018/12/1

フリースクール代表が教える小学生不登校きほんのき

2018年12月10日 17:47 by kito-shin



 不登校の子どもたちが集まるフリースクール。フリースクールで働くスタッフは、子どもに対して何に気をつけ、どんな対応をしてるのか。「函館圏フリースクール すまいる」代表の庄司証さんが今号より連載で執筆する。

 「とくに学校で何かあったわけじゃないと思うんですけど……」。

 小学生の不登校の相談で、考えられる“原因”を聞くと、困った顔をした保護者の方がよくつぶやく一言です。

 中学生以上になると、人間関係や成績評価など、確信は持てなくても子どもが何につらい思いをしたのか想像しやすいのかもしれません。

 しかし、小学生のどうにも言い表せぬ不安というのは、大人はどうしても、想像するのが難しいのかもしれません。

 親心からすれば、学校にはドラえもんの世界のように、ジャイアンもスネ夫もいて、つらい思いもたくさんあるけど、最後には笑って終われるんだよ、と言いたくなるかもしれません。

 文科省の調査で、小学校の不登校として、本人にかかる要因で一番多いのは「不安」傾向です。

 先生も、子どもも何かしらの不安を感じていることになります。そしてその多くは学校生活に適応できていないからと考えているようです。

 これはたとえるなら童謡『おばけなんてないさ』の感覚です。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

子どもの「社会的自立」のために大切にしたい2つのこと

546号 2021/1/15

不登校からの進学、親として考えるべきポイントは

545号 2021/1/1

「学校へ行きたいけど行けない」子どもの訴えを受けとめるコツ

544号 2020/12/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

580号 2022/6/15

小学4年生から始まった過酷ないじめ。困窮を極めた家庭生活。そんなどん底の生...

579号 2022/6/1

今回インタビューしたのは、金子あかねさん・金子純一さんご夫妻。小3で息子さ...

578号 2022/5/15

2021年、初の民間フリースクールとなる「フリースクールMINE」が鹿児島...