「最近の若い者は……」、よく耳にするこの言葉。ニートやひきこもりが社会問題にされるなど、若者が煙たがられるご時世、本当に「いまの若者」はダメなのか?
いや、いつの時代にも若者は大人にとってうっとうしい存在だったはずだ。この100年間あまり、いかに若者が皮肉を言われてきたか、その時代、その時代に生まれた言葉「軽蔑語」を通してヒモといてみようと思う。
今回の調査は、新語アナリスト・亀井肇の助言により、『現代用語の基礎知識』および『20世紀に生まれたことば』(現代用語の基礎知識・編)を参照とした。とくに断りのない場合、「 」内は右記の書籍からの引用。
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