不登校新聞

195号(2006.6.1)

長男の不登校、なにひとつムダなことはなかった【母親手記】

2018年12月03日 15:15 by shiko



 私の長男が不登校になったのは小学校6年生の11月、修学旅行の直後でした。

 直接のきっかけは修学旅行中のことを文集に書いたところ、ほかの保護者から「あれはいじめではないのか?」との多数の問い合わせがあったことでした。

 その結果、文集は担任に回収され、あげくに「事実でないことを書くな、書き換えろ」と言われました。

 そのうえ、それを断った長男に対し「書き換えないと文集が出せない、あなたのせいでみんなに迷惑がかかる」と言われたのです。

 彼が文集に書いたことはすべて本当にあったことでしたし、それ以前からも命にも関わるいじめをされていたのに、まったく取り上げてもらえませんでした。

 それだけではなく、4歳下の長女まで学校で、長男の同級生にカッターナイフで手を切られたりもしていました。

 その事件を学校に報告したことで、加害者の姉から長女が仕返しを受けたりもしていた、あげくのことだったのです。

 親の私たちと言えば「負けるな! がんばれ!」と子どもの気持ちも考えず、その後のまちがった学校の対応にも「学校第一主義」を崩せないバカ親でした。

 その結果が、不登校後の長男の強迫神経症の発症と、無理をして学校に通っていた長女のひどい喘息の頻発でした。いま思い出しても自分のふがいなさに身を切られる思いがします。

 

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