フリースクールと呼ばれる居場所は現在、全国に400~500カ所存在すると言われています。
親御さんに取材をしていても、インターネットの普及もあいまって、「不登校の子どもが通うところ」といった認識が広がっていると感じます。
ただし、実際に通っている子どもの数は不登校全体の3%という調査結果が出ています。また、一口にフリースクールと言っても、活動理念や取り組みは千差万別である、というのが実状です。
そんなフリースクールについて、大阪と兵庫で活動する2つの団体が本にまとめました。「居場所」「発達障害」「親のサポート」など、章ごとに解説しています。
とくに、子どもも親も気になるテーマと言えば「学習」です。学校に行かないことによる教科学習の遅れを気にする子は多く、親にとっても心配のタネだと思います。
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