拡大版・声「親のキモチって」後編



親だってつらい

 
 息子は8歳。生まれたときは将来が楽しみで期待していた。でも不登校になり、息子に寄り添うことに決めた。息子はいま、ひきこもりである。勉強を促してみるがうまくいかない。
 
 私は小学校入学時より、筆を持ち始めた。途中、筆を置いたが、ふたたび筆を手にしようとしたとき、息子がひきこもり始めた。ただでさえ、主婦は忙しい。「お母さん、トイレ」「お腹がすいた」と、自分の趣味に興じる暇もない。子育てとは、こういうものだ。だからといって、子どもを持ったことを後悔していない。息子を通じ、多くの人と出会えたこと。これはいままで孤独だった私にとってすばらしいことだった。


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