不登校新聞

371号 (2013.10.1)

不登校の親インタビュー「小2で突然の不登校宣言」

2015年01月19日 10:36 by kito-shin
2015年01月19日 10:36 by kito-shin


 今回のインタビューは長野県に住む母親ににお話をうかがった。息子さん2人のうち、兄が小学校時に不登校。

不登校の親インタビュー「小2で突然の不登校宣言」



――まずは不登校当初のようすをお聞かせください。
 長男の不登校は小学2年生からです。最初は友だちとのトラブルが原因だったので、先生も交えて話し合いをしました。もちろん不登校になるとは思っていませんでした。ただその後、何度も行きしぶりがあり、急に「学校は必要ない」って本人が宣言したんです。この地域では、ほとんど不登校はいませんでしたし、そもそも「学校が必要ない」ってどういうことなのか、さっぱり意味がわからない。何度かの押し問答のあと「とにかくイヤだ」という気持ちをいったん受けいれることにしました。家にいるあいだは知り合いの塾の先生にお願いして、勉強だけはしてもらうようにしましたが、学校に「行け!」というオーラはずっと出してたみたいです(笑)。
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