不登校新聞

503号 2019/4/1

「4月から学校へ行くよ」と宣言、子どもの背景にある2つのパターン

2019年04月01日 10:26 by kito-shin



連載「すまいる式 子どものわかり方」vol.7

 新年度になりました。お子さんから「4月からは行くよ」と言ってもらえた保護者の方は少なくないのでは、と思います。

 あるいは、何度となく「行くよ」と言われては、うまくいかず、どう捉えてよいのかモヤモヤしている方もいるかもしれません。

 今回は、そんな「4月からは『学校へ行く』と言われたら」どうしたらいいのかを、考えてみたいと思います。

子どもの心境は

 まず、子どもが「行くよ」と言うとき、そこにはどんな背景があるのでしょうか。もちろん、一人ひとりちがいはありますが、今回はふたつのパターンに分けてみました。

 ひとつ目は、覚悟をもった「行くよ」です。たとえば、中学3年になって高校進学のために出席や成績が必要だとか、悩み抜いた結果、登校再開を決意するというものです。

 決意をするというのは、新たな学校生活への楽しみや希望ばかりではありません。今を乗り切れば苦痛が終わると信じていればこそ、何とかつむぎだした一言ではないか、と思います。

 ふたつ目は「4月までは休むことを許してほしい」という意味の「行くよ」です。学校を休むこと自体に抵抗感があったり、保護者のようすを見たりすると、かんたんに「休ませて」とは言えません。

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