不登校新聞

506号 2019/5/15

教育機会確保法、やっと上程へ 不登校の歴史vol.506

2019年05月13日 12:39 by kito-shin

 2016年2月2日、「多様な」という言葉がたくさん消えた教育機会確保法案が示され、丹羽新座長のもと、立法チームの検討会が始まった。

 学校外の学びに道をひらこうとして出発した私たちだったから、目的、目標が変わり、意味がないのでは、と言う人もいたが、私たちはそうは思わなかった。

 学校以外の学びを仕組みとして認めることに、反対や不安を覚える議員さんたちがまだ多い状況のなかでは、その目標はハードルが高すぎて無理だったわけで、その限界がどのあたりなのか、やってみてわかったのは貴重だった。

 丹羽さんが「多様はダメ」と考えていたわけではない。丹羽事務所も訪問させていただき、可能であれば多様な学びができていくのがいいと思うが、今は法案が通過するためにどうしたらいいか、が自分の務めだと考えている、とおっしゃっていた。

 私たちも、オールオアナッシングではなく、以前より一歩でも二歩でも前進する内容であれば、ぜひ成立させて、それを少しずつ改定していき、目的に近づけていく、そのほうが、望むどおりではないからゼロにして、また、ゼロから望むものを築いていくより、ずっと現実的だと判断した。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

ひきこもりUXが「自助会の作り方講座」全国キャラバンへ

514号 2019/9/15

不登校、ひきこもりの人が集まる「子ども若者編集会議」のお知らせ

514号 2019/9/15

不登校・ひきこもりイベント情報

514号 2019/9/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

514号 2019/9/15

不登校の子どもの多くは、学校へ行かない自分を責め、そのつらい気持ちと毎日向...

513号 2019/9/1

不登校経験者10名でタレント・歌手の中川翔子さんにインタビューを行なった。...

512号 2019/8/15

樹木希林さんの娘・内田也哉子さんと本紙編集長の対談。亡くなる前につぶやいた...