不登校新聞

508号 2019/6/15

高校中退で“人生詰んだ”高認という選択肢で僕は救われた

2019年06月11日 12:15 by kito-shin
2019年06月11日 12:15 by kito-shin

 今回執筆したザンヌさんは、高校中退後、高卒認定試験に合格し、現在は大学4年生だ。高認の制度や勉強法について、執筆してもらった。

* * *

 僕は高校に入学後、2カ月で行かなくなりました。理由は学校に自分の存在意義を感じられなくなったからです。

 僕のいた高校は部活が盛んで、僕も最初は中学でやっていた陸上を続けるために受験しました。

 しかし、中学の最後の大会で決勝まで進んだこと、そして、その後の駅伝で燃えつきてしまい、高校入学時には陸上に対する想いが完全に冷めていました。

 また、本当は中学のときに、ほかにもやりたいスポーツがあったのですが、親の無理解によりできなくなってしまい、陸上をムリしてやっていた事情もありました。

 陸上をやれなくなると、その高校に入った意味も僕のなかでなくなってしまいました。友人関係も部活の人が中心だったので、とても孤独になり、結局高校も行けなくなりました。

 しかし、高校を不登校し、中退するという現実は、その当時の僕にとって、まさに人生の岐路であり、言ってしまえば「生きるか死ぬか」の選択でした。

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