不登校新聞

508号 2019/6/15

「学校へ行かなくても大丈夫」と親が言っても子どもがが安心しない理由

2019年06月11日 12:06 by kito-shin

連載「母親の気持ちが落ち着くとき」vol.14

 長男が不登校したのは中学3年生のときでしたが、小学生時代はとくに行きしぶるようなこともありませんでした。

 息子たちが学校で評価されるようなことがあるときには、私もきちんとほめるということを心がけていました。大きな問題もなく、日々の暮らしに何ら疑問を抱くこともありませんでした。

 ですから、長男が「学校へ行きたくない」と言いだしたときは、本当に驚きました。どちらかと言うと、長男は「わが道を行くタイプ」の子どもでした。

 好きなことには夢中になるけれど、ほかの子どもと協力して何かをやっていくということには、ほとんど興味を示さなかったんです。

 友だちづきあいが苦手なのかもしれないと思った私は、長男を公園に連れて行き、みんなと遊ばせようとしたこともありましたが、うまくいきませんでした。

 アリの行列をながめたり、ダンゴ虫を拾ったりと、長男のマイペースは変わりませんでした。

 私がよかれと思い、いろいろ試したことはほかにもありますが、どれもうまくいきませんでした。それもそのはず、学校文化にどっぷりつかっていた私を信用してもらえるわけがないんです。

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