「コミュニケーション力が大切だ」という意見をよく耳にする。「勉強よりもコミュニケーション力が重要」という意見も、フリースクールのスタッフになってから聞くようになった。
しかし、コミュニケーション力があるとは、どんな状態なのか。よく考えてみるとわからなくなる。「上手に話せる人」というのは誰が上手や下手を決めるのか。
「報告・連絡・相談」だけができても味気なさすぎると言うか、違和感がある。
「自分の気持ちを伝えられる」という状態ならば……、いやいや、自分の気持ちをわかることだけでもすごいことだろう、と思う。とくに子どもならば。
コミュニケーション力?
そう考えると「コミュニケーション力」がよくわからないのだが、個人的には「基本的な言葉を使えること」ではないかと思っている。
読者コメント