不登校新聞

509号 2019/7/1

不登校によって消えていった、私の「ごた」を取り戻すまで

2019年06月25日 10:30 by kito-shin

小学校1年生から不登校をし、現在は介護職に就くモススワクススさん(20代・女性)。いま不登校をふり返って思うことをうかがった。

* * *

――不登校のきっかけはなんだったのでしょうか。

 きっかけっていうものがいまだにわからなくて、「何が」「どうして」とうまく言えないんです。

 イヤなことやつまらないことがたくさんあったんですが、それのどれをとっても決定打になったものがなくて。しいて言うならば違和感でしょうか。

 そもそも幼稚園に行きたくなかったんです。とにかくイヤだったのがお昼寝の時間。だって眠くないのに「寝なさい」と言われますからね。

 急に寝るなんてできないし、「どうしてやりたくもないことをやるの」と不満で、大泣きして先生を困らせたこともありました。幼いながらも「ヘンだ」「どうして」という理不尽さを感じていました。

 小学生になればもっと自由になれると思っていましたが、現実はちがいましたね。この理不尽への違和感はもっと強くなりました。

 小1のころ、クラスの子が整列させられて移動するとき、移動中に列から離れる子や、それを怒鳴る先生を見て「またか」と思いました。

 整列ぐらい単純なことをできない同級生にも、こんなささいなことで怒る先生にも、どちらにも違和感を持ちました。

 そのとき、幼稚園のときに抱いた違和感が「これからもずっと続くんだなあ」と。

 そう思いながらも、本音を出しちゃいけないと思いがんばってきましたが、小1の秋ごろ、「行きたくない」と親に言いました。

「ごたな子」だと言われてきて

――「行きたくない」と言ったとき、周囲はどんな反応をしましたか?

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