不登校新聞

511号 2019/8/1

不登校の子の夏休みの過ごし方 保護者にとって大事なコツは

2019年07月25日 12:54 by kito-shin

連載「すまいる式 子どものわかり方」vol.15

 今回は「不登校の子の夏休みのすごし方」について書きます。

 これまで「夏休み中、子どもはどうすごしたらいいのか。親として何をしたらいいのか」という相談を受けてきました。保護者の会などでよく聞く話は「子どもが夏休みに入って元気になった気がする」という話です。

 おそらく「みんなが学校を休んでいる。自分が休んでも大丈夫だ」と子どもが思えたからでしょう。登校のプレッシャーから解放されるだけで、子どものようすは変わっていきます。

 また気が楽になると、子どもは自分の気持ちに正直になり、いろんなことを始めるというケースも多いと感じます。

 夏休みは、不登校の子にとって、「休み」が公に許される期間。自由にしてもよい期間なのではないでしょうか。

 その期間中に新しい一歩を踏み出すようになった子どもの姿は、私たちのフリースクールでもよく見られます。

 子どもは新しい一歩として「勉強をがんばる」「休み明けから学校へ行くよ」と発言をすることもあります。そうすると保護者も学校復帰に向かって期待がふくらんでしまうかもしれません。

 また、自分の好きなことに没頭して、昼夜逆転など不規則な生活になる子もいます。

 生活リズムが大きく崩れることで「このままで大丈夫だろうか」と保護者がとても不安を感じることもあります。

 一見すると真逆に思えるケースですが、ここで共通するポイントは、子どもが「今」元気に活動している、ということです。

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