不登校新聞

298号(2010.9.15)

フリースクールフェスティバル開催へ「不登校文化の発信」

2013年10月10日 13:02 by kito-shin
2013年10月10日 13:02 by kito-shin


 今年も「フリースクールフェスティバル」(主催・フリースクール全国ネットワーク)が全国各地を駆けめぐる。フリースクールに通う子どもたちが趣向を凝らした企画・運営に取り組む。今後の日程なども踏まえ、全9力所で行なわれるフェスティバルの内容を紹介する。

 「フリースクールフェスティバル」は「不登校からのカルチャー発信」をテーマに2001年から始まったイベント。今年で10回目を迎える。各地のフリースクールが中心となって企画運営を行なう。そのため、キャンプ、スポーツ大会のほか、ライブイベントや子どもシンポジウムなど、各地の特色が色濃く出るのが「フリースクールフェスティバル」の特徴だ。
 
 今年は北は福島、南は長崎と、全国9カ所で行なわれる。まずは、9月24日~25日にかけて、新潟県の国立妙高青少年自然の家でキャンプイベントが行なわれる。担当フリースクールは「葵学園」「P&T新潟校」「I CAN」の3団体。キャンプファイヤーやナイトハイク、秘密基地づくりなどの自然体験を通じて参加者どうしの交流を図る予定。
 
 続いて10月23日、大阪府の久宝寺緑地野球場にて、「フリースクール・フェスティバルカップ」が行なわれる。担当は「フリースクールみなも」「志塾フリースクール」の2団体。おもに、関西圏のフリースクールや青少年ひきこもり支援者団体を対象に、野球などのスポーツ大会を行なう。

 フリースクールへの理解を求め

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